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アドバイス

残念…秋田は「メタボ」県!?

 秋田県では、メタボリック症候群に該当する人の割合が全国平均を上回る状況が続いています。がんや心疾患、脳卒中などを引き起こす危険性があり、生活習慣を改善して「脱メタボ」に取り組まなければいけません。

全国健康保険協会(協会けんぽ)が同協会の特定健診受診者を対象に実施した2016年度調査では、秋田県のメタボの割合は男性24.8%、女性6.0%といずれも全国平均(男性19.5%、女性4.4%)を上回り、全国で最も高い数字となりました。これは4年連続の全国ワーストで、長年の生活習慣が招いた結果と言えます。

メタボが危険なのは、なかなか症状が現れないこと。健診を受けることで早期発見や早期治療が可能となります。

自分でチェックしてみよう

 ウエスト(腹囲)が男性で85センチ、女性は90センチを超えて、高血圧、高血糖、脂質代謝異常のうち二つに当てはまったら、メタボに該当します。メタボが引き金となって動脈硬化が進めば、がんや心疾患、脳卒中につながる恐れがあります。皆さんは大丈夫ですか。

BMI(体格指数)は、身長と体重から計算する国際的な体格指標の一つ。体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で計算。22標準、25以上が肥満とされます。

合言葉は「脱メタボ宣言!」

 秋田県健康づくり県民運動推進協議会は、2018年度の実践活動の共通テーマを「脱メタボ宣言!」に決めました。協議会会員は今後、脱メタボに向けた具体的な目標を設定し、それぞれ活動します。

「健診」と「検診」の違いは

 「健診」とは、健康診断(または健康診査)で、健康であるか否かをさまざまな項目から確認するもので、「検診」とは、特定の病気の早期発見を目的として行われるものです。