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取組・体験記・コラム
10代の今から始める健康づくり

歯とお口

なぜ大事?

 歯の表面は、エナメル質という硬い層に覆われていますが、乳歯(子どもの歯)は永久歯(大人の歯)よりもエナメル質が薄く、酸に弱いため、むし歯になりやすいです。

出典:ストローマンパートナーズ

 また、乳歯が抜けて代わりに生えてきた永久歯も、生えてから1~2年の間は乳歯と同じくらいエナメル質が弱いです。

 このように子どものときの歯は、大人の永久歯よりも弱いので、むし歯が大人の歯よりも早く進行してしまいます。そのため、子どものときの歯みがきは、歯を守るためにとても大切なんです。

今のすがた

 秋田県の中学生のむし歯の人の割合は21.6%で、全国平均(26.50%)を下回っていますが、小学生のむし歯の人の割合は38.3%で、全国平均(34.8%)よりも多くの人がむし歯になっています。

区分 R4 R5 R6
全国 全国 全国
小学校 41.4% 37.02% 38.3% 34.81% 35.9% 32.89%
中学校 25.6% 28.24% 24.6% 27.95% 21.6% 26.50%
出典:文部科学省 学校保健統計調査

アドバイス

1日3回しっかり歯みがき

 乳歯や生えてきたばかりの永久歯は、むし歯菌のつくる酸に対する防御力が低いですが、フッ化物の入った歯みがき粉を使って歯をみがくことで、防御力を上げることができます。しかし、歯みがきをしないでいると、じわじわと歯の防御力が下がっていくので、1日3回、歯をしっかりみがいて、歯の防御力を高めておきましょう。

歯みがきの後は磨き残しをチェック

 保護者のお口のチェックは、むし歯予防効果が期待できます。毎晩の歯みがき後に、お口のチェックをしてもらい、磨き残しがないか確認してもらいましょう。

定期的に歯医者さんにお口をチェックしてもらおう

 歯科医院では、皆さんのお口にあった磨き方を教えてもらえます。お口のケアの方法は一人ひとり違うので、お口の専門家である歯医者さんにアドバイスをもらいましょう。また、1~3ヶ月に一度、歯医者さんにお口のチェックをしてもらい、しっかり磨けているかも確認してもらいましょう。