睡眠
なぜ大事?
睡眠は、成長期にある子どもにとって、こころと体を休ませるためのとても大切な時間です。
睡眠時間が減ったり、睡眠の質が下がったりすると、注意や集中力の低下や寝ても疲れが取れないなどの悪影響が出てきてしまいます。
今のすがた
子どもの睡眠時間は、小学生は9~12時間、中学生・高校生は8~10時間が望ましいとされていますが、秋田県が行った調査では、小学生~高校生の全てで、睡眠時間が望ましいとされている時間よりも短く、学年が進むにつれて短くなっていくということが分かっています。
小学生 | 中学生 | 高校生 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
男子 | 女子 | 男子 | 女子 | 男子 | 女子 | |
睡眠時間 | 8:26 | 8:20 | 7:34 | 7:20 | 6:48 | 6:30 |
望ましい時間 | 9~12時間 | 8~10時間 |
また、睡眠不足と感じている人の割合も学年が進むにつれて多くなっています。
睡眠不足と感じている人の割合(男子)

睡眠不足と感じている人の割合(女子)

アドバイス
朝日と朝食で体内時計を整えよう

朝日を浴びることと朝食を食べることには体内時計を調節する役割があります。毎朝、朝日を浴びることと、しっかりと朝食をとることを意識して、体のリズムを整えましょう。
日中は運動を

日中に運動すると、睡眠不足や夜更かし、寝ている途中で目覚めることが少なくなります。1日1時間以上を目標に運動するようにしましょう。
寝る前はスマホやタブレットを見ない

スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器には、体内時計への影響が強い「ブルーライト」が多く含まれていて、寝つきや睡眠の質を悪くする原因になるので、寝る前はデジタル機器を使用しないようにしましょう。