災害時、避難所でも健康維持するには? 日赤講師が注意点や対応伝える
2024年02月27日 掲載
災害時の避難所生活について学ぶ講座が21日、昨年7月の記録的大雨で浸水被害に見舞われた秋田市牛島地区で開かれ、健康状態を維持するための注意点や対応などを確認しました。
講師を務めたのは、東日本大震災の際、避難所で支援活動に携わった日本赤十字社県支部の稲岡一枝さん(61)。
災害関連死について、狭い場所に長時間同じ姿勢でいることで血行不良を起こす「エコノミークラス症候群」を事例に説明。足首を回すといった予防方法を伝えました。
排せつを我慢しすぎるのも体調を崩す要因になることや水不足の場合に歯磨きがおろそかになりがちだということを紹介。少量の水で歯磨きできる方法の実演も行われました。