フレイル健診にAI活用へ アルファシステム、開発目指す

2021年08月17日 掲載

医療情報システム開発の「アルファシステム」(秋田市)は、高齢者の口腔機能を人工知能(AI)で自動測定するシステムの開発に取り組みます。
要介護状態になる一歩手前を指す「フレイル(虚弱)」の健診で活用しようと、来年度末までの開発を目指します。

開発するのは、オーラルフレイル(口の虚弱)の健診システム。今回のシステムが開発されれば、15分前後かかっていたオーラルフレイル健診の所要時間は1人当たり約8分に短縮できるほか、スタッフなどの人員削減にもつなげられると期待されています。

アルファシステムの佐藤嘉晃社長は「まずは県内に広く普及させ、健康寿命日本一に貢献したい」としています。

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「フレイル健診」にAI活用 秋田市の業者、システム開発へ|秋田魁新報電子版