アルコール編
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結果はいかがでしたか。今後も、一緒に勉強していきましょう。
- 成人は18歳だから、お酒は18歳から飲むことができる。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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お酒を飲むことができるのは20歳からです。20歳未満の人がお酒を飲むことは「20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」という法律で禁止されています。また、親やお酒を売っているお店の人は、子どもの飲酒を止めなければならないこともこの法律で定められています。
体も心も一番の発育期で、子から大人へ向う大切な時期にお酒を飲むことは、脳の発達や骨の成長や肝臓などに悪い影響がでて、学習能力や意欲の低下につながります。参考URL未成年者飲酒禁止法厚生労働省
- だれでもお酒をたくさん飲むことができる。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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アルコールの吸収や分解の速さは、体格や肝臓の大きさ、その人の持つアルコールを分解する酵素の遺伝子型などが深く関わっています。
アルコールを分解する酵素が半分の人、ゼロの人がいますので、自分の体質を知ることが大事です。参考URLアルコールの吸収と分解厚生労働省
- ちょうどいいとされる1日の飲酒量(男性の場合)はどちらでしょうか?
- 知ってましたか?
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お酒は「量」や「度数」ではなく、飲んだお酒に「アルコールがどのくらい含まれているか」で考えます。適量とされる1日の飲酒量の目安は、男性では純アルコール量20g(ビール中びん1本の500ml、日本酒なら1合の180ml)です。女性ではその半分の量が適量とされています。
参考URLアルコール厚生労働省
- お酒を飲んで車を運転することを、飲酒運転といいます。では、お酒を飲んで自転車に乗ったら、飲酒運転になるでしょうか。
- 知ってましたか?
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飲酒運転を禁止する「道路交通法」という法律では、自動車と自転車は同じあつかいになっています。お酒を飲んだ人が、自動車や自転車を運転することは非常に危険なため、法律で禁止されています。
参考URL飲酒運転の罰則等警視庁
- 妊娠中や授乳中でも、ちょっとならお酒を飲んでもいい。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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妊娠中や授乳中はお酒を控えてください。妊娠中にお酒を飲むと発育の障害など赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。また、授乳中にお酒を飲むとアルコールが母乳に入ることで赤ちゃんの発達を阻害し、母乳量が減る原因にもなります。
参考URL授乳中のアルコールはどのくらい大丈夫?母子栄養協会
- お酒を一気飲みしたことが原因で亡くなることがある。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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お酒を一気に飲むと急性アルコール中毒となって亡くなることもあります。大学生や新社会人では一気飲みや、自分の適量が分からずに多量な飲酒により、死亡に至るケースが発生しています。
参考URL一気飲み厚生労働省
- 急性アルコール中毒(アルコール飲料の摂取により、主に一時的に意識障害を生じるもの)になりやすいのはどちらでしょうか?
- 知ってましたか?
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若い人は自分の限界がわからないこと、アルコールに対して耐性が低いことなどからも注意が必要です。若い人以外でも、女性や高齢者、飲酒後に顔の赤くなるタイプの人はアルコールの分解が遅いため、アルコールの血中濃度が下がりにくく、急性アルコール中毒のリスクが高まります。
参考URL急性アルコール中毒厚生労働省
- アルコールは、麻薬・覚せい剤・タバコ・睡眠薬などと同じく、依存性のある薬物の一種である。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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アルコールは依存性のある薬物の一種です。長い間、大量にお酒を飲み続けるとアルコールを飲まずにはいられなくなっています。これを「アルコール依存症」といいます。この病気になってしまうと、普通に生活を送ることができなくなってしまいます。
参考資料アルコール依存症への対応厚生労働省
- アルコール依存症はお酒を飲む量を減らせば回復する。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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アルコール依存症とは、飲酒がコントロールできない病気です。依存症から回復するための方法は「断酒=お酒を一滴も飲まないこと」です。依存症から回復するためには、自分の意思だけに頼らず、専門医療機関を受診することも重要です。
参考資料アルコール依存症への対応厚生労働省
- お酒を飲むと眠りが深くなる。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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アルコールは寝つきが早くなる場合もありますが、夜中に目が覚めやすくなり、その後、眠れなくなる現象がおこります。アルコールを寝酒として使うのは危険です。
参考URLアルコールの作用厚生労働省