がんを知る編
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結果はいかがでしたか。今後も、一緒に勉強していきましょう。
- がんは、遺伝子が傷ついてしまうことで起こる病気ですが、生涯のうちに、日本人の何人に1人が、がんにかかるといわれているでしょうか?
- 知ってましたか?
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男性は3人に2人、女性は2人に1人が、がんになっています。現在、日本人の死因1位はがんで、4人に1人ががんで亡くなっています。
参考URLがんとはウェブサイト「秋田健(けん)」
- がんは、自分の力で予防できるがんもある。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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がんは、さまざまな要因によって発症すると考えられていますが、その中には予防できるものも多くあります。
予防するために、運動不足の解消、食生活の見直し、禁煙などに努めて「がんになりにくくする(予防する)」ことが大切です。また、予防していてもがんになってしまうことがあるため、早期発見のために定期的にがん検診を受診することが重要です。参考URLがんとはウェブサイト「秋田健(けん)」
- 塩分の多い食品をたくさん食べるとなりやすいのは、何がんでしょうか?
- 知ってましたか?
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がんにかかる原因は、生活習慣、細菌・ウイルス、持って生まれた体質(遺伝素因)など様々あります。どれか1つが原因ということではなく、幾つか重なり合ったときにその可能性が高まります。
塩分の多い食べ物のとりすぎは、胃がんにかかるリスクを高めます。逆に、野菜や果物の摂取は、胃がんや食道がんにかかるリスクを低くする可能性があります。参考URLがん教育推進のための教材文部科学省
- 野菜や果物にはがんの予防に役立つ栄養が多く含まれている。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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野菜や果物には、ビタミンC・食物繊維・ポリフェノールなどがんの発生を抑える働きのある栄養が含まれています。
(野菜摂取量の目標値は1日あたり350gです。)参考URLがんの予防大阪南医療センター
- 子宮頸がんは、30代~40代に多い女性特有のがんですが、がんにならないために、小学6年生~高校1年生の女子は「無料」でワクチンを受けることができる。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。このウイルスは女性の多くが一生に一度は感染するといわれ、一部の人ではがんになってしまうことがあります。HPVワクチンの接種と、子宮頸がん検診で対策をすることが大切です。
参考URL
- がんは、進行すればするほど治りにくくなる病気で、早期発見がとても大切です。早期に発見すれば何割が治るでしょうか?
- 知ってましたか?
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がんは「不治の病」というイメージがありますが、早期のがんなら9割以上が完治します。がん全体でも約6割が治る時代です。「早期」とは、がんの種類によりますが、がんが粘膜の表面近くにとどまっている、大きさ1~2センチ程度までの時期をさします。このくらいだと、ほとんどのがんで痛みなどの自覚症状はまったくありません。症状がでる前に見つけるためにも、定期的な検診が必要です。
参考URL大人もこどももがんを知る本 P12朝日出版社
- がんは、体に痛みがでてから病院に行かないと発見できない。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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がんは、痛みなどの自覚症状のない状態でも定期的にがん検診を受けることで、早期発見・早期治療につながります。
がんの場合、がん検診で発見されたがんの70%は早期がん、自覚症状があって受診した場合の約45%は進行がんでした。
がん検診を定期的に受けることは、自覚症状のない段階で、がんを早期発見できる機会になります。参考URLがん検診を受けようウェブサイト「秋田健(けん)」
- がん治療の3本柱は、「手術療法」、「薬物療法(抗がん剤など)」、あと1つは何でしょう?
- 知ってましたか?
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がん治療の3つの柱は、手術、放射線、薬物(抗がん剤など)です。種類や進行度に応じて3つの治療法を単独や、組み合わせて行う標準治療が定められています。それらを医師や看護師と相談しながら、患者が自分で選ぶことが重要となっています。治療方針を決める参考として、別の医師に意見を聞くセカンドオピニオンは、法律でも定められた患者の権利です。
参考資料大人もこどももがんを知る本 P38朝日出版社
- 病気になると、痛みがでたり、つらい気持ちになったりしますが、それらを少しでも和らげるための支援をなんというでしょうか?
- 知ってましたか?
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病気に伴う体と心の痛みを和らげる医療を「緩和ケア」と呼びます。緩和ケアは、末期がんの人だけに提供されるものでなく、がんと診断された時点から、全ての人に必要なものです。たとえ体の痛みがなくても、心の痛み、つらい気持ちに対してのケアが必要です。
参考URLよくわかる!がんの授業 指導の手引き日本対がん協会
- がんになったら痛みや不安はがまんしなければならない。正しいでしょうか?
- 知ってましたか?
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がんは痛いというイメージがありますが、早期のがんでは症状はありません。また、がんが進行した場合でも、医療用麻薬(オピオイド)などを用いた緩和ケアで、がんの痛みを最小限にできます。
参考URL大人もこどももがんを知る本 P52、54朝日出版社