横手市で循環器病予防タウンミーティングを開催しました!

2023年02月25日 掲載

「がんより予後が悪い」と言われる心不全について、高齢者の在宅や施設での生活を支える方々が予防や療養に関する注意点を確認し、地域の患者さんの再入院を防ぐ方法を考えるため、令和5年2月18日(土)に平鹿総合病院を会場に循環器病予防タウンミーティング「みんなで考えよう!心不全患者さんの自宅や施設での療養について」を開催しました。

前半は、平鹿総合病院医師 武田智先生による心不全の基礎知識の解説、同院看護主任で心臓リハビリテーション指導士、心不全療養指導士の鍛冶優子さんによる生活指導の要点の検討、同院管理栄養士 佐藤梨都子さんによる食事の留意点の説明の講演を行いました。

後半は「心不全患者さんを再入院させないための在宅・施設での療養について」をテーマに、参加者によるグループワークを行い、受診の目安や生活上の制限と満足感のバランスなどについて活発な意見交換が行われました。

平鹿地域の高齢者福祉施設等で働くケアマネジャーや看護師、栄養士、生活相談員の方々19名にご参加いただき、参加者からは「心不全の気をつける点や他の施設の取組が分かった」「参加したことで医療機関の方とのつながりができ、良かった」などの感想をいただきました。

平鹿総合病院医師 武田先生による講演の様子

主催:秋田県 企画運営:JA秋田厚生連 平鹿総合病院