お酒弱い人、胃がん発症リスク高く 「代謝しにくい人が飲酒する際は注意を」
2023年03月15日 掲載
日本を含む東アジアに多いとされる、アルコールを代謝しにくい体質の人が飲酒をすると、治療の難しい「びまん型胃がん」の発症リスクを高めるとする研究結果が発表されました。
国立がん研究センターなどの研究チームが、がん組織を遺伝子解析。びまん型胃がんと飲酒の関連が初めて裏付けられたということです。
研究チームの柴田龍弘・がんゲノミクス研究分野長は「代謝しにくい人が飲酒する際は注意が必要だ」としています。