歯の健康には「常在細菌が重要」 セルフケアとプロのケア組み合わせて
2023年12月19日 掲載
第22回秋田県歯科保健大会と歯科保健医療フォーラムが17日、秋田市で開かれました。
フォーラムでは、九州大大学院歯学研究院の竹下徹教授が、口の中の微生物と健康との関わりについて講演しました。口腔には複雑な常在細菌の群集が存在しているそうです。
虫歯と歯周病は口腔内の常在細菌のバランスが変化したり、病原性が高まったりすることで起きることが分かってきたと解説しました。
歯や体の健康を保つためには「常在細菌の群集を良い状態に保つことが必要」だと語り、は日常の歯磨きなどのセルフケアと、歯科衛生士らによるプロのケアを組み合わせることが重要だということです。