県が実施して12年目の「がん教室」 中高生が対象、特別支援学校でも

2024年01月31日 掲載

中高生にがんの正しい知識を身に付けてもらおうと、秋田県が実施している「がん教室」が12年目を迎えました。

オンライン活用など新たな取り組みを始めたほか、2022年度からは特別支援学校でも開催。教室では生徒ががんを身近な問題と捉えられるよう、医師らが伝え方を工夫しているといいます。

昨年12月に比内支援学校(大館市)高等部で開かれた教室では、高橋義博医師(西大館病院)が、がんができる原因をイラストで丁寧に説明。さらに、生徒がグループで「自分ががんになったらどうするか」「身近な人ががんになったら何ができるか」を話し合っていました。

県教育庁保健体育課の担当者は「柔軟に実施できる環境を整え、より多くの生徒と家族に健康的な生活とがん検診の大切さを知ってもらいたい」と話しています。

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医師らが伝え方工夫 中高生が対象「がん教室」特別支援学校でも|秋田魁新報電子版