野菜摂取、運動、減塩…できることから 鎌田實さんが秋田市で講演
2024年06月17日 掲載
諏訪中央病院(長野県茅野市)名誉院長で作家の鎌田實さん(75)が、5月15日に秋田市で講演し、がんや脳卒中、認知症にならず、健康で生き生きと暮らすための生き方を解説しました。
講演では、がんにならないために以下の五つを推奨。
▽腸を整える「腸活」
▽スクワットなどの「筋活」
▽1日350グラムの野菜摂取
▽禁煙・減アルコール
▽減塩
できるものを一つでも見つけて実践することが必要だとしました。また、野菜摂取と減塩は、脳卒中予防の面でも有効だと語りました。
歩幅の狭い人は広い人と比べて、発症リスクが女性で5.8倍、男性で3倍高まるとの研究結果があるといい、認知症リスクを減らす上で歩幅を意識して歩くことを勧めていました。