若い世代からのがん教育「がんを知ってがんに備えよう 自分の未来は自分でつくる」を開催しました!

2024年08月08日 掲載

若い世代の方々がAYA世代(※)のがんやがん患者について正しく理解することで、がんを“自分ごと”として捉え、がんとの共生社会の実現に向けた意識の醸成を図ることを目的に、秋田県と秋田大学で、令和6年8月3日(土)に秋田大学医学部保健学科を会場として若い世代からのがん教育「がんを知ってがんに備えよう 自分の未来は自分でつくる」を開催しました。
当日は、高校生や大学生など、男女約30名の皆さんに参加いただきました。
※Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、思春期(15歳~)から30歳代までの世代。

前半は、秋田大学医学部附属病院産婦人科医師 藤嶋明子先生による子宮頸がん、HPVワクチン、がん検診に関する講演、同病院看護師の伊藤結貴先生からは、がんと診断された方の気持ちやこれからできることについて講演を行いました。

後半は、3グループに分かれ、「がんに負けない自分の未来をつくるには」というテーマで講演の感想やHPVワクチンの普及啓発のためにできること等についてグループディスカッションを行いました。
グループワークでは、「学生にとっては親の意見が大きいので、親世代への周知が必要」や「副反応について身の回りの人から正しい情報を得て、判断する」、「生活習慣の見直しを行いたい」等様々な意見がありました。

藤嶋先生による講演の様子