禁煙、後回しにせずまずは「1日だけ」 小さなゴールが有効

2024年10月15日 掲載

県医師会などが主催する「受動喫煙防止秋田フォーラム」が12日に開かれました。

健康増進に向けた行動の促し方について、行動経済学の観点から研究している青森大社会学部の竹林正樹客員教授が講演。禁煙について、「小さなゴールを設定すると意欲が高まる」と話しました。

禁煙が難しいのは、認知バイアスの影響だとし、特に、目の前の快楽を過大評価し、将来に関わることを後回しにしてしまう「現在バイアス」が行動を阻害するからなのだそうです。

竹林客員教授は、禁煙を後回しにしてしまう人には、やることをシンプルに伝えた方が良いと話し、まず1日だけ禁煙してみるといった小さな目標を掲げることを勧めていました。

詳しくは

禁煙、小さなゴールから 青森大社会学部の竹林客員教授講演|秋田魁新報電子版