がん予防、重要なのは4つの生活習慣 気をつけたいポイント

2025年03月30日 掲載

秋田県は、全国に比べてがんの罹患率が高い現状にあります。特に、大腸や胃、食道など消化器系のがんが全国と比較して多いのが特徴です。

これらの原因の一つとして、日々の生活習慣が深く影響していると考えられています。
がん予防には、主に4つの生活習慣の見直しが重要です。その4つとは、「身体活動」「減塩・食生活」「アルコールの摂取」「受動喫煙防止・喫煙」です。

生活習慣見直しのポイント

身体活動

プラス10分(1000歩相当)の運動を心がけましょう。
・近所への買い物は徒歩で
・エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用
など

減塩・食生活

・麺類のつゆ・スープは残すなど、少しずつ減塩する
・食事にトマト半分の量などのイメージで小鉢1皿分(70グラム)の野菜を追加する

アルコール摂取

・過度な飲酒とならないよう自分に合った飲酒量を決める

受動喫煙防止・喫煙

たばこは、がん以外にも脳卒中、心筋梗塞などの発症リスクが高まります。
・望まない受動喫煙が生じない環境に配慮する
・禁煙を望む方は禁煙治療を行う医療機関へ


健康的な生活習慣に配慮していたとしても、がんにかかるリスクをゼロにはできません。定期的ながん検診を受け、早期発見・早期治療につなげてください。
自分のため、そして大切な人のために、がん検診を受けましょう。

詳しくは

第10回:秋田県の取り組みについ|がん死亡率ワースト1 脱却キャンペーン