減酒補助アプリ、9月から保険適用に アルコール依存症治療に助言
2025年07月21日 掲載
アルコール依存症患者が飲酒量を減らす治療の補助として使うスマートフォンのアプリが、9月から初めて公的医療保険の適用対象となります。
アプリは症状が軽い患者が対象で、飲み過ぎを防ぐための助言をしてくれます。
アプリの利用には医師の処方が必要。患者がダウンロードし、医師から伝えられたパスワードを入力すると使えるようになります。保険適用は月1回の通院で6回まで。窓口負担が3割の場合、1回2400円程度になるとのこと。
アプリを開発した企業は、依存症患者が利用すると、このアプリを使わなかった場合に比べ「多量飲酒日数」が減ったとしています。