県の野菜キャンペーン、あと小鉢一つ分摂取を 油炒めで効率よく摂取

2025年09月13日 掲載

秋田県産野菜が多く出回る8月から10月にかけて、県は「もう一皿野菜をプラス!」キャンペーンを行っています。

8月中旬、湯沢市の丸栄建設の多目的施設で実施されたベジチェック測定会。参加した市内の丸栄建設の社員に、県雄勝地域振興局の管理栄養士がアドバイスしていました。

測定会では、県が食品大手「カゴメ」から借り受けた測定機器・ベジチェックを活用。摂取量は1・0~12・0のレベルで算出されます。

厚生労働省が推奨している1日の摂取量目安「350グラム以上」に該当するレベルは7~8ですが、この日参加した社員29人のうち、多くは4~5・5にとどまっっていました。50~70グラム(小鉢一つ分)の野菜が不足していることになります。

管理栄養士・豊巻栞さんによると、野菜摂取のポイントとして、カロテノイドは脂溶性のため、油で野菜を炒めると効率よく摂取できます。

キャンペーン中、県はスーパーでのベジチェック測定会やコンビニでの啓発ポスターの掲示などを通じ、野菜摂取を呼びかけています。詳しくは県のHPから確認できます。

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