「介護保険の生みの親」に聞く 皆で高齢者みる社会に
2019年07月29日 掲載
介護保険制度が、今年で20年目を迎えました。介護をめぐる日本の現状と課題、生きやすい高齢社会について、「介護保険の生みの親」の一人といわれる樋口恵子さん(87)=NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長、東京=に聞いています。
単身世帯が増え、誰もが避けられない「介護」の問題。私たちは、ファミリーがない「ファミレス社会」で年を老いていくことになります。樋口さんは「皆で高齢者をみていく」という新しい社会の形を提起します。
健康寿命日本一を目指す秋田県は、全国で最も高齢化が進む県でもあります。安心して暮らせる社会づくりが、健康寿命の延伸、そして少子高齢化に歯止めをかけることにつながっていくかもしれません。