秋田市で「フレイル予防講演会」が開かれました
2021年10月09日 掲載
秋田市中通の秋田ホテルで5日、市民対象の「フレイル予防講演会」が開かれました。参加者約100人が、人や社会と関わりながら体や心の変化に気付いていく重要さを学びました。
講演会では、東大高齢社会総合研究機構長の飯島勝矢教授がオンラインで講話。フレイルは、人が老いていく過程で健康な状態から要介護となるまでの通過点であり、体の痛みやちょっとした物忘れ、独居や地域との関わり低下などによる自立度低下などが起こると解説しました。
参加者は専用の質問シートを使って、現時点でフレイルになる恐れがどの程度あるのかをチェック。「野菜料理と主菜(肉または魚)を両方、毎日2回以上食べていますか」「同世代の同性と比べて歩く速度が速いと思いますか」などの質問に答えました。