認知症、前段階に気付いて予防を 秋田経済同友会「健康講座」
2021年12月03日 掲載
秋田経済同友会健康講演会が2日、開かれました。秋田大高齢者医療先端研究センター長の大田秀隆教授は、認知症の予防法について講演しました。
下半身の筋力が弱ったりすると認知症の前段階とされる「軽度認知障害(MCI)」になるリスクが高まると指摘。早めに気付けば予防できると強調しました。認知症の予防には睡眠や運動、バランスのよい食事が重要だと話しました。
また、1日に6種類以上薬を飲んでいる人や日常生活を楽しめない人は「フレイル(虚弱)」のリスクが高く、認知症につながる可能性もあると説明しました。