ロコモ予防に「適度な運動が不可欠」 秋田市で整形外科講座
2024年11月04日 掲載
ロコモティブシンドローム(運動器症候群、ロコモ)をテーマとした整形外科市民公開講座が2日、秋田市の県総合保健センターで開かれました。
ロコモとは関節や筋肉などの障害で移動能力が低下すること。秋田大大学院整形外科の宮腰尚久教授は基調講演で、▽寝ているだけの時に腰が痛む▽広範囲に痛みやしびれがある▽発熱が伴う―といった場合は注意が必要だとしました。
パネルディスカッションで医師らは、腰痛の原因には加齢に加え、筋肉の疲労、姿勢の悪さ、肥満、ストレスがあると解説。予防に向けて「適度な運動が不可欠。正しい姿勢を保つことも大切だ」「息が少し弾むくらいの運動を週2回以上行うのが目安になる」などと呼びかけました。