市町村ごとの工夫で「食」から健康に 美郷町、鹿角市の取り組み
2026年02月09日 掲載
秋田県内の各市町村では、減塩や栄養バランスの取れた食生活を住民に広めるため、地域の実情に合わせたさまざまな事業が行われています。
今回は、美郷町と鹿角市で行われている「食」を通じた健康づくりの事例をご紹介します。
【美郷町】豆腐や大豆活用を学ぶ 地域へ広げる健康の輪
美郷町では、食生活改善推進協議会(食改)の会員に向けた学習会が開かれています。
1月下旬の学習会では、豆腐や大豆をテーマに、手作り豆腐や「おからの炒め煮」に挑戦。町の管理栄養士が「大豆はタンパク質が豊富で血糖値の上昇抑制にもつながる」と解説しました。
参加した会員は「学んだことを友人に教えたい」と話しており、ボランティア会員を通じて地域へ健康の輪が広がることが期待されています。
【鹿角市】ナトカリ2・0作戦! 数値で見える化し意識改革
鹿角市では、脳血管疾患の予防を目指し、尿中のナトリウム(塩分)とカリウムの比率を測る「ナトカリ2.0作戦」を展開しています。
同市は脳血管疾患死亡率が高い傾向にあるため、市は無料の測定会を各地域で実施。測定会に参加した住民からは「予想以上に数値が高くて驚いた」「食生活を見直す意識が生まれる」といった声が聞かれました。
測定会場では野菜摂取のアドバイスや減塩レシピの試食も行い、具体的な行動変容を促しています。