健康寿命延伸アイデアコンテスト、誤嚥予防の「おわん」がグランプリ
2022年02月25日 掲載
秋田県民の健康寿命延伸につながるアイデアコンテストの審査結果が24日発表され、秋田市の管理栄養士・永井沙織さん(26)が考案した「誤嚥(ごえん)」を予防するおわんがグランプリに輝きました。今後、県内企業が永井さんのアイデアを基に商品化に着手するそうです。
コンテストは、健康長寿に役立つ技術や商品開発を通じ、新たな産業を県内に創出しようと、企業や自治体などでつくる「秋田医理工連携推進コンソーシアム」が初めて開催しました。
永井さんのアイデアのきっかけは、秋田市内に暮らす70代の祖母が4年ほど前から食事の際にむせることが多くなったこと。誤嚥性肺炎にもつながる恐れがあるため、誤嚥を予防できるような食器が欲しいと考えていたそうです。