オーラルフレイル予防に取り組む企業を募集します!!
「オーラルフレイル」は、お口のささいな衰えを言います。以前よりも噛みにくくなった・むせやすくなった・飲み込みにくくなったなどは、オーラルフレイルのサインかもしれません。この状態を放置すると、全身の衰えにつながります。
令和3年度の県の調査結果では、40~50歳代の約2割にオーラルフレイルの兆候がみられるなど、働き盛り世代には身近な問題となっています。そこで、県では職場単位で参加できるオーラルフレイル予防プログラムを実施しており、令和6年度は、県内の6事業所に参加いただきました。
令和7年度も、県内の企業・事業所の従業員約50名程度を対象にプログラムを実施します。皆さんの”今の”お口の状態をチェックして、皆さんのためだけの歯科専門職のアドバイスを手に入れるチャンスです。この機会に是非ご参加ください!
オーラルフレイル予防プログラム
県の歯科衛生士が6ヶ月間、月1回企業に訪問して、参加者の口腔機能の測定と、測定結果を基にした参加者へのアドバイスや自主トレーニング方法を指導します。
参加者には、歯科衛生士が次回訪問するまでの間、自主トレーニングしてもらい、意識的に口腔機能の改善に取り組んでいただきます。
<測定内容>
・1秒間で発音できる「タ」の音の回数
・30秒間で唾液を飲み込める回数
・舌の筋力の強さ


このような通常の歯科健診とは違う機能測定で”お口の力”を知っていただきます。
<昨年度の結果>
プログラム最終日の測定では、全ての参加者が、初日よりも良好な結果となりました。
<昨年度の体験者の声>
・舌の筋トレ、すごく効きます! これからも継続したいです。
・開始前は「6か月? 長いな~」と思いましたが、実際にやってみると効果を感じるのに必要な期間でした。
・半年間参加して、よく噛んで食べるようになりました。
・フレイルには、お口のフレイルもあるとは知りませんでした。今回の参加を機に、パタカラ運動を意識した生活をして、健康寿命を延ばしていきたいと思います。
興味のある企業・事業所の方、まずは担当までご連絡ください。
(※)募集は6月末までの予定ですが、予定人数(50名程度)に達した場合、早めに締め切ることもあります。また、申込みいただいた企業・事業所の地域に偏りが出た場合は、調整させていただく場合もありますのでご了承ください。
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お問い合わせ
秋田県健康福祉部健康づくり推進課 口腔保健支援センター
電話 018-860-1426
E-mail kenkou@pref.akita.lg.jp
担当 田代、熊谷