設立から敷地内禁煙を実施/職員の職場環境をより良く社会福祉法人横手福寿会 ショートステイ ラ・ボア・ラクテ(秋田市)

2024年02月26日

 平成23年6月設立の社会福祉法人横手福寿会 ショートステイ ラ・ボア・ラクテは、外の景観が見渡せる開放的な空間の施設内で利用者の生活を支え続け、施設を構えて今年で13周年を迎える。令和5年10月に受動喫煙防止宣言施設に登録された同施設の受動喫煙防止対策について、渡部施設長にお話しを伺った。
 「開設当初から敷地内禁煙を実施していました。職員採用時も敷地内禁煙施設であると説明しています。喫煙をする職員はたばこの臭いが仕事着へ着かないよう私服に着替えてから近隣の喫煙所等で喫煙をしています。職員に周知できていても、来訪者が駐車場で喫煙されることがありました。昨年、県から受動喫煙防止宣言施設登録についての案内が届き、職員以外の方にも駐車場を含めた敷地内すべてが禁煙ですとアピールできるチャンスだと思い登録の申請をしました。」と渡部施設長。

 受動喫煙防止宣言施設に登録し、県から届いた登録書や禁煙ポスター・ステッカー・卓上ポップを正面玄関や職員用の玄関、食堂に掲示した。この効果で駐車場で喫煙する方もいなくなり、職員からは「受動喫煙防止宣言施設の制度があることを初めて知った。」などの声が上がり、来訪者や職員に同施設の敷地内禁煙を大きくアピールすることができたとのこと。
 同施設の平均年齢は30代と働き盛りの若い層が中心で喫煙率は25%ほどである。介護職員の健康診断は年2回実施しており、診断結果に異常があった場合は精密検査を行ってもらい健康状態を把握している。「ご利用者様が快適に過ごして頂けるようにこれからも敷地内禁煙を徹底して、受動喫煙防止の為に取組んでいきます。また、職員には長く楽しく元気に働いてもらうために、たばこが体に与える影響などを発信して、職員自身が健康を意識し喫煙回数が減り禁煙につながる取組を行っていきたい。」と渡部施設長は話す。
 これからも、ショートステイ ラ・ボア・ラクテは敷地内禁煙で職場環境をより良くし、職員の健康増進・健康維持に取り組み続け利用者の安心した生活をサポートし続ける。

社会福祉法人横手福寿会 
ショートステイ ラ・ボア・ラクテ
設立 平成23年6月
施設長 渡部 祥子
住所 秋田県秋田市手形字西谷地1-2
TEL 018-893-3221
FAX 018-893-5778
URL https://yokote-fukuzyukai.jp/facility/lacte_short.html

「受動喫煙防止宣言施設」登録制度について

 県では、受動喫煙防止対策を促進するため、市町村及び全国健康保険協会秋田支部(協会けんぽ秋田支部)とともに「受動喫煙防止宣言施設」登録制度を実施しています。

登録方法については、こちらをご覧ください。
「受動喫煙防止宣言施設」登録制度について(外部リンク)