自らの経験談を発信しムード作りへ/チームでの家づくりは健康とコミュニケーションから奥羽住宅産業株式会社(秋田市)

2026年08月04日

 秋田市に本社、大仙市に県南支店を構える奥羽住宅産業株式会社は36年の歴史を持ち、住民の生活を支えている。年中無休、夜8時まで受付をしており、ガラス一枚、蛇口のパッキンの交換から大型リフォームまで何でも対応している。同社は平成29年12月に秋田県受動喫煙防止宣言施設に登録、令和4年9月には秋田県版健康経営優良法人に認定されている。今回は中村瑞樹代表取締役に受動喫煙対策のお話を伺った。

禁煙ポスター

  同社は、今でこそ敷地内禁煙にしているが、36年前はくわえたばこで仕事する風景も当たり前にあった。元々は中村代表自身が喫煙者だったが、会食の席や会社でたばこを吸っていたときに煙を嫌がる人がいたことで禁煙を決意。初めは慣れなかったというが「ここで吸ってしまえば折角の禁煙の更新が途絶えてしまう」との思いで続けた。完全に吸いたくなくなるまでは3年かかったが、禁煙をしてから、たばこの煙やにおいに敏感になったことや、食事やお酒が喫煙当時よりおいしく感じるようになったことなど身体への変化があった。また、健康意識が根付き、身体を動かすきっかけにもなった。
 そのような経験を経て、社内での禁煙に向けても取り組んでいくようになった。総務の社員と健康に関する認定事業を調べ、会社事務所と現場、車内では絶対に吸わないなどルールを定めて、敷地内禁煙施設として受動喫煙防止宣言施設へ登録をした。たばこを吸う社員には、たばこに関する情報提供やチラシを渡したり、自らの経験談を話して禁煙をすすめるなど、中村代表自らが禁煙ムード作りをしていった。また、社員が肺がんで2年続けて亡くなったことがあり、その2人はどちらも喫煙者だったことから、禁煙をする社員も増えた。
 職場・現場での禁煙の徹底により「家だけでなく壁や土間コンクリートもきれいな状態でお渡しできますので、喜んでいただいてます」と中村代表は言う。

 体が資本という職場で、社員には心身共に健康で長く勤めてほしいという同社。レクリエーションを行うなど社内イベントも活発である。コミュニケーションをとることで現場をより良くする。お客様の大事なお家を作る上で中村代表がムード作りを大事にしている理由だ。今後は健康への意識が定着するよう、県の出前講座の利用や採用時に喫煙の有無の確認なども検討している。これからも奥羽住宅産業は地域に根差しお客様の家づくりに尽力していく。

左:秋田県版健康経営優良法人認定書
右:受動喫煙防止宣言施設登録書
禁煙ステッカー

奥羽住宅産業株式会社
創業 平成2年8月
代表取締役 中村 瑞樹
本社 秋田市大町二丁目6-29
TEL 018-865-1511
FAX 018-865-1609
HP 秋田の住宅リフォーム、改築、新築|奥羽住宅産業株式会社(おううじゅうたくさんぎょう) (o-u.jp)

「受動喫煙防止宣言施設」登録制度について

 県では、受動喫煙防止対策を促進するため、市町村及び全国健康保険協会秋田支部(協会けんぽ秋田支部)とともに「受動喫煙防止宣言施設」登録制度を実施しています。

登録方法については、こちらをご覧ください。
「受動喫煙防止宣言施設」登録制度について(外部リンク)