Jリーグと連携、ウオーキングイベント開催/サポーターら200人が参加「みんなの健活プロジェクト」を展開する明治安田生命保険秋田支社
明治安田生命保険は、2017年に秋田県と包括連携協定を結び、県民の健康増進を後押ししている。生活習慣病予防やがん検診のPRなどに加え、サッカーJ3ブラウブリッツ秋田(BB秋田)と連携した健康イベントやサッカー教室も開いている。
BB秋田と取り組む健康増進活動は、18年から全国展開する「みんなの健活プロジェクト」の一環でもあり、特に力を入れている。顧客の健康志向の高まりや働き方の変化を受けて同プロジェクトが始まったという。
10月3日には、同社秋田支社が「明治安田生命Jリーグウオーキングin秋田」を主催した。出発式にはBB秋田所属の小池大喜選手、安田祐生選手、半田航也選手が登場。参加したサポーターや秋田支社で営業を担当するアドバイザー、その家族ら約200人に「一緒に楽しみましょう」などと呼び掛けた。参加者は秋田市の八橋運動公園周辺約4キロを体力に合わせた速さで歩いた。
ウオーキングの開催は、当初6月の予定だったが、コロナ禍を考慮して10月となった。出発式を屋外で行い、検温と消毒を徹底。参加者を30人ずつに分けて時間差でスタートしてもらうなどの対策を講じた。秋田支社の寺尾寿之部長は「参加者の楽しそうな姿を見て安心しました」と話した。
今年は健活プロジェクトのうち、フットサル大会、子ども向けサッカー教室の開催を感染予防のため見合わせた。一方で、走行距離を記録するスマートフォンのアプリ「健活ウオーキングログ」の提供や、「みんなの健活体操with Jリーグ」「みんなの健活ヨガ」の動画配信といった非対面サービスを拡充している。
県との連携協定や健活プロジェクトにより、秋田支社の社員やアドバイザーらの健康づくりに対する意識も高まっているという。有志を募り就業後に30分程度、支社のある秋田駅前周辺を歩く日を毎月設けている。本年度は、秋田市が主催するウオーキングイベント「歩くべあきた」に、同支社の5チーム計20人が参加。歩数や運動量を記録しチームごとに競い合ったり、それぞれの目標に挑戦したりしている。
寺尾部長は「秋田支社の基本方針は『秋田を元気に 秋田で元気に』。お客さまも当社職員も健康ではつらつと働き続けられるよう、支社を挙げて取り組んでいきます」と話した。