やる気と年齢は関係ない!

2018年08月01日 公開

全国各地で講演活動も行っています

 6月に秋田市で講演をさせていただきました池内ひろ美です。ふだんは東京で夫婦・家族問題のご相談にあたらせていただいており、20年以上前から約4万人もの男女からご相談をお受けしてきました。ご相談ではさまざまお聞きしますが、なかでも顕著なのが年齢です。

 「もう36歳で子連れだから就職もできなくて人生を諦めました」「もう50歳だから人生やり直しもできないし、死んだように生きるしかありません」等々、「もう○歳だから」という表現を度々耳にします。これは極めて日本的な表現ですよね。たとえば欧米では年齢や子連れかどうかではなく、何をしたいのか、何ができるのかがすべてですし、そもそも「若い」かどうかではなく「やる気」の有無がもっとも大切なことです。

 やる気と年齢って、あまり関係ないものだと感じます。

 新卒なのに仕事のやる気がない人もいますし、20代で結婚を望まない人もいますし、50代で起業する人、また定年退職した今だからこそ自分の好きなことに向き合うことができるとやる気いっぱいの人もいます。

 「年齢が若い」ということと、「若く生きる」ということは違うんですね。どちらが楽しく人生を過ごしているかは言うまでもありません。若く生きている人は年齢とは関係なく目標を持ち、死ぬまで役割を果たす!と決めているかっこいい人たちでもあります。

 どのように過ごせば彼らのようにかっこよく若く生きられるか、若く生きるコツをこのコラムで毎回お伝えしていきますね。よろしくお願いいたします。

池内ひろ美(いけうち・ひろみ)
家族問題評論家、八洲(やしま)学園大学教授
岡山市生まれ。恋愛や結婚・離婚、親子関係などのコンサルティングから、作家、女優、大学教授など幅広い分野で活躍。コンサルティングでは、これまで3万7千件以上の相談に応じている。さらに、メディア出演や執筆活動、Girl Power代表理事などの職務を通して、世の中への情報発信や啓蒙活動も行っている。