「健康づくり地域マスター」になろう!
6月のある日、県健康づくり推進課からメールが届いた。「マッキーさん、本年度からスタートする『健康づくり地域マスター』になりませんか?」。調べてみると、さまざまな分野・地域で健康づくりに関するリーダー的な立場として活動している人を、県が「マスター」に任命するのだという。健康づくりをけん引する多くのリーダーを県内で育成することを目的とした制度だ。条件は、県内4カ所で開催される研修会のいずれかを受講し、学んだことを今後の活動を通じて県民に伝えることができればOK。普段の生活では、減塩も野菜摂取もまだまだ目標クリアできていないけど、「健康寿命日本一」を目指す県の〝広報ガール〟記者マッキーがお役に立てることがあれば! 早速、7月下旬に秋田市で行われた第1回研修会に参加してみた。
研修会には40~80代の計26人が参加。名簿を見ると、スポーツ推進委員や食生活改善推進員など、日頃から県内各地で地域住民の健康のために、さまざまな活動に力を注いでいる人たちが集まっていた。ほとんどが60歳以上だが皆さん元気で、会場は活気あふれる雰囲気。真剣に勉強する表情からは「私たちが秋田県民の健康意識を高めるぞ!」という気合が伝わってきた。
この日は、県健康福祉部長の諸冨伸夫さんと元秋田放送アナウンサーの佐藤美知子さんが講義し、健康づくりに役立つ知識を教えてくれた。諸冨さんは、マスターの役割について「減塩(マイナス2グラム)」「野菜(350グラム)・果物の摂取」「プラス20分の運動(プラス2000歩)」「禁煙(受動喫煙ゼロ)」の四つのキーワードを自らの活動の中で県民に広めることなどを説明。例えば運動は「生活活動も含まれる」として、1000歩と同等の身体活動を「掃除機を9分かける」「草むしり9分」「雪かき5分」と紹介した。なるほど、運動しなさいと言われると気後れするけど、普段の生活の中で活動量は補えるということか! また、佐藤さんは「家に引きこもっている人と話をするときは、あえて自分の悩みを話してみると笑顔になって心を開いてくれる」とアドバイス。さらにこれまでのアナウンサー経験を語り「おしゃべりと笑顔は心と体の栄養につながる」と訴えた。
約2時間の講義が終了し、最後は、参加者一人一人にマスター任命書が交付された。この日最高齢84歳の五城目町食生活改善推進員・坂谷晃さんは「健康づくりのためには食だけでなく、運動や禁煙も大切なことを勉強できた。地元に帰ってすぐに住民と共有したい」と任命書を手に表情を引き締めた。私も「記者マッキー」と書かれた任命書を受け取り、改めて責任の重さを実感。「今後も楽しみながら健康になれる記事を発信していくぞ」と心に誓った。
「マスターの任期は3年。8月24日(北秋田市)・25日(横手市)、9月1日(秋田市)に研修会を開催するので、ぜひ多くの人に参加してもらいたい」と県の担当者。マッキーも登録しているマスターになって、県内に健康の輪を広げる活動をしませんか。
▼健康づくり地域マスター制度問い合わせ
県健康づくり推進課=018・860・1426
-
汗かいてすっきり! ココロもカラダも整う酵素温浴2023.10.31
-
楽々ウオーキングで鉱山跡見学2023.06.30
-
争わない武道「合気道」の魅力を体感2023.02.28
-
運動・減塩ってやっぱり大切! 「地域マスター」研修会で勉強2022.11.30
-
安心・安全ビームライフル 気分は女スナイパー!2022.06.30
-
自分だけの作品に大満足! 藍染めに挑戦2022.02.28
-
気分は陶芸家!? オリジナル茶わん作り2021.09.30
-
感動! 歩いて、止まって〝人馬一体〟を体感2021.05.31
-
スノーシューで雪山を探検 特別な景色に感動!!2021.02.28