活動量計を名札代わりに/運動量を「見える化」し啓発健幸まちづくりプロジェクトに参加▶▶▶フルヤモールド
自動車部品や家電部品、プラスチック部品の金型設計、製作などを手がける大仙市のフルヤモールドは約3年前から、同市が推進する「健幸まちづくりプロジェクト」に参加している。市が無料配布する活動量計(愛称うぉーくん)を社員に身に付けてもらい、日々の運動量を「見える化」している。

活動量計に社員の氏名を記載し、胸に付けて名札(社員証)として活用している。これにより社員の歩こうとする意識が高まったという。就業時間中に8千歩以上歩く社員がいるほか、社員同士で歩数を確認するなど自然なコミュニケーションも生まれており、同社は心の健康づくりにもつながると期待している。

住友生命保険と連携し、高精度の体成分分析装置「InBody(インボディ)」も導入した。体に微弱な電気を流し部位ごとに筋肉量や体脂肪量を測定する仕組み。4カ月に1回の「InBodyの日」には、筋肉や脂肪がどこにどれだけついているかを社内で測り、体の状況を点数化できる。社員は空き時間に利用しているという。
除雪作業をスポーツとして楽しむ地域イベント「スポーツYUKIYOSE世界大会in大仙」への参加も、同社恒例の健康増進活動だ。2月に開かれた今年の大会で、同社は初優勝を果たした。大会への出場は、社員の健康づくりとチームワーク向上の両方に好影響を与えているという。
ほかに卓球部や野球部などの活動も社を挙げて支援。社員が運動を楽しめるように環境を整えている。

このような同社の健康経営は、社員の健康診断の数値改善を目的に始まった。代表取締役の古谷美幸さんは「社員に元気で長く働いてほしいという思いが強くなりました」と振り返る。2024年には県版健康経営優良法人の認定を受けた。古谷さんは「全社員が健康で活躍できる職場づくりを推進していきたいです」と話した。