ウオーキングラリーで歩数競う/上位入賞者に贈呈品救命処置の環境も整備▶▶▶自然科学調査事務所

自然科学調査事務所(大仙市)は、環境調査や地質調査、地下水調査などを担う建設コンサルティング会社だ。社員の健康増進のため、活動量計を用いたウオーキングを推奨している。2カ月間の歩数を競う社内ウオーキングラリーを実施しており、上位入賞者には「より健康につながる物品の購入」を条件に商品券を贈呈。ウオーキングシューズや健康食品などを購入した社員がいるという。
活動量計は、大仙市が「健幸まちづくりプロジェクト」を通じて市民や企業に無償配布したものを活用している。歩数は、市内各所の「健幸スポット」で集計する仕組みだが、社内でも集計できるように専用の機器を設置した。

総務部の上林稜さんは「活動量計の盤面は、企業のオリジナルデザインに変更できるため、当社はコノハズクのひななどをデザインした3種を用意しました。みんなが楽しみながら参加できるように仕組みを整え、健康づくりにつなげていきたいです」と話す。
このほか、社員に健康情報を発信するために、スマートフォンアプリを活用している。地域密着型の福利厚生サービスを提供する「ふくリッチ」というアプリで、映画館の割引が受けられたり、コンビニなどで使えるポイントをもらえたりする。このアプリの掲示板機能を通じて、熱中症予防や健康管理に関する情報を紹介している。

AED講習も実施しており、昨年は、救命処置時のプライバシー保護テントを用意した。社員が倒れた際などに周囲の視線を遮りながら迅速に救命活動を行うことができる。同部の岡安美智香さんは「処置を受ける人の尊厳を守りたいという思いが背景にあります。身体的な安全だけでなく、命が助かった後の心の健康や安心感にも配慮し購入しました。現場からの提案も積極的に取り入れながら、心の健康も支える職場づくりを進めていきたいです」と話した。